オウギカズラ(扇葛)
シソ科 キランソウ属
学名:Ajuga japonica
山地のやや湿った林下に生えるシソ科の多年草。
名前の由来は、葉の形が扇に似ていて、花が終わるころに葛(クズ)のような走出枝を出す様子から、扇葛(オウギカズラ)と名付けられたようですが、葉の形を扇に見たてたのは、無理がありそうな気がします(;´Д`)
【撮影カメラ】PENTAX K-30
5月 19
オウギカズラ(扇葛)
シソ科 キランソウ属
学名:Ajuga japonica
山地のやや湿った林下に生えるシソ科の多年草。
名前の由来は、葉の形が扇に似ていて、花が終わるころに葛(クズ)のような走出枝を出す様子から、扇葛(オウギカズラ)と名付けられたようですが、葉の形を扇に見たてたのは、無理がありそうな気がします(;´Д`)
【撮影カメラ】PENTAX K-30
5月 18
ユウシュンラン(祐舜蘭)
ラン科 キンラン属
学名:Cephalanthera erecta var. subaphylla
山地の林内に生えるラン科の半寄生の多年草。
ギンランの変種とされるが、ギンランのように葉を持たないず、退化して鱗片状となるが、まれに小さい葉がつく状態のも見ることができます。 また環境の変化にデリケートなようで、同じ場所で見れたことはあまりない。 初見の2008年の場所では、ほぼ毎年確認しているが、それ以来一度も確認できていないので消滅したと思われる。
和名の由来は、植物学者の工藤祐舜の功績を称えてつけられたもので、花姿とは関連がない名を付けられた、祐舜蘭(ユウシュンラン)なのでした。
【撮影カメラ】PENTAX K-30
5月 17
ジロボウエンゴサク(次郎坊延胡索)
ケマンソウ科 キケマン属
学名:Corydalis decumbens (Thunb.) Pers.
山地のやや湿性のある林内や林縁に生える多年草。
調べててわかったことですが、よく花のついていない葉がワサワサ茂っている中で花を付けているのと付いていないのをみていたのですが、ジロボウエンゴサクは、種から発芽して1~3年くらいは花が咲かないようです。
4年以上経ってからようやく花を付けるとか・・・
何気に見ているジロボウエンゴサクですが、そんなに年月かけて花を咲かせているんですねー!
和名にある次郎坊は太郎坊(スミレ)に対する方言名で、延胡索は漢名で、この種共通の名称。
【撮影カメラ】PENTAX K-30
5月 16
ヤマシャクヤク(山芍薬)
ボタン科 ボタン属
学名:Paeonia japonica
落葉樹林の柔らかい腐葉土質な林下に生える多年草。
花期の春先はまだ落葉樹の葉が茂る前なので、よく日が当たるような場所でよく見られる。
和名の由来は、山地で生え葉などが芍薬(中国原産)に似ていることから山芍薬と名が付けられる。
今年の五葉岳のメーンはこのヤマシャクヤクを見ることでしたが、最初のポイントはまだ蕾がかたく、咲き揃うまであと10日はかかりそうな感じで、次は昼より雲が広がり、曇ってしまったので花が閉じてしまったという残念な結果に終わりました(涙)
でも、ここではくじゅうと違って人目を気にせずのんびり撮影できる環境がよかったのだな♪
【撮影カメラ】PENTAX K-30
5月 15
ツクシシャクナゲ(筑紫石楠花)
ツツジ科 ツツジ属
学名:Rhododendron japonoheptamerum var. japonoheptamerum
山地に生えるツツジ科の常緑低木で日本の固有種です。
九州の山地でよく見ることができることから筑紫の名が付く。
くじゅう連山では、黒岳のツクシシャクナゲが有名ですが、今年の花付きがよくて、花もとても美しく特に白水から前岳までのツクシシャクナゲは、たっぷりと時間をかけておなかいっぱ堪能できたのでした。
【撮影カメラ】PENTAX K-30
5月 14
マルバスミレ(丸葉菫)
スミレ科 スミレ属
学名:Viola keiskei
別名:ケマルバスミレ(毛丸葉菫)
山地の日当たりの良い林内や林縁、また崩れやすそうや斜面などに生える。
和名の由来は、葉が丸っこいことによる。別名の毛は、葉に毛が生えていることからきている。
花色はほとんどは白色ですが、淡紅紫色を帯びたマルバスミレも見かけます。
ここで見たマルバスミレは花柄は赤みを帯びていましたが、花色は白でした。
場所でやっぱり違うようですね。
【撮影カメラ】PENTAX K-30
5月 13
イチリンソウ(一輪草)
キンポウゲ科 イチリンソウ属
学名:Anemone nikoensis
別名:ウラベニイチゲ(裏紅一華)
落葉樹の林内や林縁、また田畑の法面などに生えるキンポウゲ科の多年草。
キンポウゲ科なので、イチリンソウも花弁に見えるのは萼片となります。
和名の由来は、ひとつの茎に1輪の花を付けることから、一輪草(イチリンソウ)と名付けられるが、たまに2輪花を付けているのも見かける。
同じイチリンソウ属のニリンソウより花はかなり大きめです。
イチリンソウとニリンソウの区別がつかない人を多く見かけますが、葉が一番の区別のポイントですかねぇ。
イチリンソウの葉は先が尖っている感じになるのが特徴。
別名の裏紅一華は、萼片の裏が紅色を帯びることもあることからきている。
イチリンソウの初見は2003年の男池。
あれから11年経ちますが、場所が違えど毎年出逢えている野草のひとつです♪
【撮影カメラ】PENTAX K-30
5月 12
クロフネサイシン(黒船細辛)
ウマノスズクサ科 ウスバサイシン属
学名:Asarum dimidiatum F. Maekawa
落葉樹林の林下・林縁や渓流沿いに生える多年草。
和名の由来は、漢方生薬の細辛が、根が細く噛むと辛いことから細辛(サイシン)、この花の舷部が黒いことから黒船を頭に付けて黒船細辛(クロフネサイシン)と名付けられる。
初見は祖母山のメンノツラ谷でしたが、くじゅうでも見ることができます。
花が目立たないので、気づきにくいようですが(;・∀・)
【撮影カメラ】PENTAX K-30
【レッドデータブックおおいた】絶滅危惧II類 (Vulnerable, VU)
5月 11
サクラソウ(桜草)
サクラソウ科 サクラソウ属
学名:Primula sieboldii E. Morren
火山性高原の湿性の土壌に生える多年草。
野焼き後の、まだ他の草が茂る前に、ピンク色の花を咲かせるため人目に付きやすいが故に、人による採取で消滅した地域もありますが、由布岳の麓のように、柵をして保護されている生育地もあります。
いつまでも残ってほしいですよね。
和名の由来は、サクラに似た花を咲かせることから桜草(サクラソウ)と名付けられ、日本を代表する花のひとつなので、「日本桜草」と呼ばれることもある。
前夜から一時結構激しい雨が降ったのでサクラソウを見に行ったものの、花の状態が心配でしたが、雨上がりが早かったおかげで、だらけた花はなかったのでよかったです♪
それと、今年は野焼きをしなくなった地域でのサクラソウが残っている場所があったとの報告を聞いたので、来年はそこを藪漕ぎして行ってみようかと。。。(。-‘ω-)
【撮影カメラ】PENTAX K-30
【環境省】準絶滅危惧 (Near Threatened, NT)
5月 10
チゴユリ(稚児百合)
ユリ科 チゴユリ属
学名:Disporum smilacinum
落葉樹の林下のやや日当たりの良い場所から半日蔭に生える多年草。
和名の由来は、お稚児さんのように小さくかわいらしいユリの花ということから、稚児百合(チゴユリ)と名付けられる。
ユリ科の花ですが、かなり小さいし、ほとんどが下向きにうつむいて咲いているので気にしていないとスルーしてしまいそうです。
チゴユリの初見は2003年5月のGW。
ちょっと重いカメラバックをショルダってだったので、かなりゼーゼーだったけれど、小さな小さなチゴユリを見て癒されたことを思い出します。
【撮影カメラ】PENTAX K-30
最近のコメント