オキナグサ(翁草)
キンポウゲ科 オキナグサ属
学名:Pulsatilla cernua (Thunb.) Spreng.
日当たりのよい草地や礫地に生える多年草。
和名の由来:花後に白くて光沢がある長い毛のある果実ができ、その姿を老人の銀髪にみたてたことから、翁草(オキナグサ)と名付けられた。
4月後半になって、花散策を始めたので、オキナグサに出逢えたときはすでに花後…萼片が残っている個体もあったものの、中はヒゲの準備してました。なので、来年は早いうちに行動しようと考え、とりあえず、今年は最後の状態まで観察することにしたのでした。
花咲くころは背丈が低いのですが、タンポポと同じように花柄(かへい)をぐんぐん伸ばして、種子をより遠くへ飛ばすように背高になるようでした。
綿毛となって、飛んでいった種子が芽吹き花咲かせる確率ってどれくらいなんでしょうねぇ?
花咲かせるまで、発芽から3年とか言われていますしね。
【撮影カメラ】Canon EOS D60
【福岡県レッドデータブック】絶滅危惧IB類(Endangered, EN) – IA類ほどではないが、近い将来における野生での絶滅の危険性が高いもの
種の概要:日当たりの良い草原に生える多年草。二次草原や山地稜線草地などに生育する。園芸用の乱獲や草原の遷移のため、個体数が減少している場所が多い。
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