イチリンソウ

イチリンソウ(一輪草)
キンポウゲ科 イチリンソウ属
学名:Anemone nikoensis
別名:ウラベニイチゲ(裏紅一華)

落葉樹の林内や林縁、また田畑の法面などに生えるキンポウゲ科の多年草。
キンポウゲ科なので、イチリンソウも花弁に見えるのは萼片となります。

和名の由来は、ひとつの茎に1輪の花を付けることから、一輪草(イチリンソウ)と名付けられるが、たまに2輪花を付けているのも見かける。
同じイチリンソウ属のニリンソウより花はかなり大きめです。
イチリンソウとニリンソウの区別がつかない人を多く見かけますが、葉が一番の区別のポイントですかねぇ。
イチリンソウの葉は先が尖っている感じになるのが特徴。
別名の裏紅一華は、萼片の裏が紅色を帯びることもあることからきている。


イチリンソウ

2014年5月6日 撮影 – くじゅう
今年は麓のイチリンソウには逢えなかったけど、林内でちょうど見頃のイチリンソウに出逢うことができました♪

イチリンソウ

2014年5月6日 撮影 – くじゅう
林内では、たまにポツンと一本だけ咲いているイチリンソウも見かけます。

イチリンソウ

2014年5月6日 撮影 – くじゅう
半日陰な環境ですが、ニリンソウに比べると日が陰ってもすぐに花が閉じるってことはないのもイチリンソウの特徴かもしれませんね。

イチリンソウ

2014年5月11日 撮影 – くじゅう
別名の裏紅一華の名の通り、萼片の裏が紅色を帯びていました♪

イチリンソウの初見は2003年の男池。
あれから11年経ちますが、場所が違えど毎年出逢えている野草のひとつです♪

【撮影カメラ】PENTAX K-30