フデリンドウ(筆竜胆)
リンドウ科 リンドウ属
学名:Gentiana zollingeri Fawcett
由来:花の閉じた状態が、筆の穂先に似ていることから筆竜胆(フデリンドウ)。
4月 08
フデリンドウ
4月 19
フイリナガバノスミレサイシン
フイリナガバノスミレサイシン(斑入長葉の菫細辛)
スミレ科 スミレ属
学名:Viola bissetii Maxim. var. kiusiana Terao
落葉樹林の林下に生える。
斑入りと名が付くが、花期には斑が目立たないことが多く、花期が終わってから斑が浮き出ているのを良く見る。
ナガバノスミレサイシンを今だ見たことないので違いがわかりませんが、本種はナガバノスミレサイシンの変種との位置づけられている。
このフイリナガバノスミレサイシンは撮影のタイミングが難しいスミレだと僕は常々思うのです。
花はやや大きめですが、咲き進むと結構傷みが目立つっていうことももあるんですよね。。
そして、花が終わったあとに斑入りの葉を見て、『あ、こんなところにフイリナガバノスミレサイシンがあるんだ!』とか気づいても、花期にそこに行くことがなかなかないってのもタイミングが難しいんですよね(;´Д`)
【撮影カメラ】PENTAX K20D
3月 29
マルバスミレ
マルバスミレ(丸葉菫)
スミレ科 スミレ属
学名:Viola keiskei
別名:ケマルバスミレ(毛丸葉菫)
山地の日当たりの良い林内や林縁、また崩れやすそうや斜面などに生える。
実際、足を踏み込むと簡単に崩れそうな斜面に群落を形成してた場所もあったりしたのです。
イノシシの足くらいは大丈夫だったみたいですが(;´Д`)
和名の由来は、葉が丸っこいことによる。別名の毛は、葉に毛が生えていることからきている。
花色はほとんどは白色ですが、淡紅紫色を帯びたマルバスミレも見かけます。
【撮影カメラ】PENTAX K20D
8月 16
ナンバンハコベ
ナンバンハコベ(南蛮繁縷)
ナデシコ科 ナンバンハコベ属
学名:Cucubalus baccifer var.japonicus
山地の日当たりのよい場所に生える多年草。
茎は細く蔓状に伸ばす。
和名の由来は、南蛮と付くから外来種かと思っていたら在来種であり、花の形が変わっていることから異国風=南蛮、葉が繁縷(ハコベ)に似ているところから南蛮繁縷(ナンバンハコベ)と名付けられたようです。
昔は変わったものは南蛮と付けていたんですかねぇ?
くじゅうに登り始めた頃、山と渓谷社から2000年発行の「花の山旅(10)九重山:藤田晴一さん著」を購入し、ルートはもちろんのこと、くじゅうに咲く花が載っていて参考にさせていただいていた本ですが、中でもナンバンハコベの花姿がとても変わってて、いつか見てみたいと思いつつも月日は流れ流れ忘れていたんですが、ひょんなトコで出逢えました♪
ホントに変わった花形をしていて、どれがホントの姿なんだか?な印象でしたね(笑)
南蛮と付けられるのもわかるような気がします(笑)
【撮影カメラ】PENTAX K20D
8月 03
イワタバコ
イワタバコ(岩煙草)
イワタバコ科 イワタバコ属
学名:Conandron ramondioides
山地の湿った岩場に生える多年草。
イワタバコは山菜として食されるようですが、いまだ未体験(-ω-。)
和名の由来は、岩場に生え、タバコ(ナス科)の葉に似ていることから岩煙草(イワタバコ)と名付けられる。
タバコが非常に嫌いな僕には漢字で書くとちょっと嫌な気持ちになります。
【撮影カメラ】PENTAX K20D
8月 02
シャクジョウソウ
シャクジョウソウ(錫杖草)
イチヤクソウ科 シャクジョウソウ属
学名:Monotropa hypopithys
山地のやや暗い林下に生える多年草。
シャクジョウソウは葉緑素を持たない腐生植物でもあります。
ギンリョウソウも腐生植物で山中でよく見かけますが、シャクジョウソウは稀のようです。
また傷みやすいので、撮影タイミングが難しい野草のひとつかもしれません。
和名の由来は、花が下向きに多数つく姿を、修験道の法具のひとつである錫杖の遊環に見たてて、錫杖草(シャクジョウソウ)と名付けられる。
【撮影カメラ】PENTAX K20D
5月 06
ユウシュンラン
ユウシュンラン(祐舜蘭)
ラン科 キンラン属
学名:Cephalanthera erecta var. subaphylla
ギンランの変種とされる。
由来:植物学者の工藤祐舜の功績を称えてつけられたもの。
4月 28
フイリコミヤマスミレ
フイリコミヤマスミレ(斑入り小深山菫)
スミレ科 スミレ属
学名:Viola maximowicziana
照葉樹林や杉林など、やや湿った場所に生えるコミヤマスミレは、花期がもっとも遅いスミレのひとつです。
スミレの中でも、薄暗い環境を好む傾向がありますが、やや日当たりのよい場所でも見ることができますね。
コミヤマスミレは、花も葉も毛があり、萼片が反り返り、萼片にも毛があるのが大きな特徴です。
花弁はやや細めです。
学名的には斑入りを別種としていませんが、今回アップする斑入りは自生でも葉がとても美しかったので、これだけ記録の意味も込めてアップします♪
この時歩いた、祖母山のコースの中でもロングコース…
下山の時間を考えると、かなり押しているんだけど、しばしこのフイリコミヤマスミレで気持ちを切り替えられたのでした。
でも、最後の最後はバテるんですが(;´Д`)
そして翌日4月29日は傾山の山開きへと・・・
ヘリから撮影された山開きの様子がテレビ西日本のニュースに流れたのだけど、なぜか山開き神事の中心ではなく僕らをバッチリ捉えられていたのでした・・・記念です(笑)
【撮影カメラ】Canon EOS 20D
4月 27
アケボノスミレ
アケボノスミレ(曙菫)
スミレ科 スミレ属
学名:Viola rossii
山地のやや乾き気味の草地に生えるスミレサイシンの仲間。
スミレの仲間としては、珍しい紅紫色をしていることから、曙の空を連想して曙菫(アケボノスミレ)の名がある。
アケボノスミレは花が先に咲いて、それから葉が展開される。
由布岳で見たアケボノスミレは、すでに葉が出始めていたけれど、まだまだ小さいものでした。
【撮影カメラ】Canon EOS 20D
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