シャクジョウソウ

シャクジョウソウ(錫杖草)
イチヤクソウ科 シャクジョウソウ属
学名:Monotropa hypopithys

山地のやや暗い林下に生える多年草。
シャクジョウソウは葉緑素を持たない腐生植物でもあります。
ギンリョウソウも腐生植物で山中でよく見かけますが、シャクジョウソウは稀のようです。
また傷みやすいので、撮影タイミングが難しい野草のひとつかもしれません。

和名の由来は、花が下向きに多数つく姿を、修験道の法具のひとつである錫杖の遊環に見たてて、錫杖草(シャクジョウソウ)と名付けられる。

シャクジョウソウ

2008年8月2日 撮影 – 大分県
時期が違うけどギンリョウソウ?
いやよく見ると花がいっぱい付いている・・・ってことでシャクジョウソウでした(◔∀◔)

シャクジョウソウ

2008年8月2日 撮影 – 大分県
夏の昼の太陽は薄暗い森の中でも光を届けてくれますが、まぶしすぎてピント合わせが微妙でした(つД`)

シャクジョウソウ

2008年8月2日 撮影 – 大分県
光射さなければ大体こんな薄暗い場所に生えるようです。

シャクジョウソウ

2008年8月2日 撮影 – 大分県
昨年のものが残っていました。
果実がさく果で上を向く点がシャクジョウソウ属の特徴である上向きですねー。

【撮影カメラ】PENTAX K20D