フイリナガバノスミレサイシン

フイリナガバノスミレサイシン(斑入長葉の菫細辛)
スミレ科 スミレ属
学名:Viola bissetii Maxim. var. kiusiana Terao

落葉樹林の林下に生える。
斑入りと名が付くが、花期には斑が目立たないことが多く、花期が終わってから斑が浮き出ているのを良く見る。
ナガバノスミレサイシンを今だ見たことないので違いがわかりませんが、本種はナガバノスミレサイシンの変種との位置づけられている。

このフイリナガバノスミレサイシンは撮影のタイミングが難しいスミレだと僕は常々思うのです。
花はやや大きめですが、咲き進むと結構傷みが目立つっていうことももあるんですよね。。
そして、花が終わったあとに斑入りの葉を見て、『あ、こんなところにフイリナガバノスミレサイシンがあるんだ!』とか気づいても、花期にそこに行くことがなかなかないってのもタイミングが難しいんですよね(;´Д`)


フイリナガバノスミレサイシン

2009年4月19日 撮影 – くじゅう
スミレ撮影には快晴の陽射しのもとでは厳しい(;´Д`)

フイリナガバノスミレサイシン

2009年4月19日 撮影 – くじゅう
雌蕊はカマキリの頭柱をしている

フイリナガバノスミレサイシン

2009年4月19日 撮影 – くじゅう
フイリ・・・は、葉に光沢があまりないそうですが、フイリの付かない方を見てないので比較ができず(´・_・`)

フイリナガバノスミレサイシン

2009年4月19日 撮影 – くじゅう
ほんのちょっと離れただけで、花期が終わりつつある群落もありました。
ほんとタイミングがムズイ(´・_・`)

【撮影カメラ】PENTAX K20D