コケイラン(小蕙蘭)
ラン科 コケイラン属
学名:Oreorchis patens
別名:ササエビネ(笹海老根)
山地のやや湿った場所に生えるラン科の多年草。
和名の由来は、蕙(ケイ)は観賞用の紫蘭(シラン)を指し、その葉と似ていることから小さい蕙蘭(ケイラン)の意で、小蕙蘭(コケイラン)と名付けられる。
別名はエビネに比べて、葉が細く長いところから笹海老根(ササエビネ)と。
大山での最終日。偶然、コケイランに出逢えましたが、何かが違う・・・と、よく見ると唇弁が真っ白。
そう無地だったんです。くじゅうで見るコケイランは、唇弁に模様があり、蕊の部分も色がついてるけれど、花冠自体が淡い感じの色合いでしたねー。
地元の野草に詳しい、Nさんに尋ねたところ、大山ではこれが一般的なコケイランなのだそうです。
生育環境によるものなんでしょうねぇ。
【撮影カメラ】PENTAX K-30
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