バアソブ

バアソブ(婆蕎)
キキョウ科 ツルニンジン属
学名:Codonopsis ussuriensis (Rupr. et Maxim.) Hemsl.
別名:ヒメツルニンジン(姫蔓人参)

山地の草原に生える蔓性の多年草。

和名の由来は、花に斑点があるのをソバカスに見たて、木曽地方の方言でソバカスのことを「ソブ」と言うことから、「婆さんのソバカス」の意味から婆蕎(バアソブ)と名付けられる。
花冠がジイソブ(ツルニンジン)に比べるとかなり小さく、また、花がない個体はツルニンジンにきわめてよく似ていることから、別名に姫蔓人参(ヒメツルニンジン)の名がある。

バアソブ

2005年8月21日 撮影 – 阿蘇外輪
開いたばかりのバアソブの花・・・中の雌蕊は割れていますが、デジタルでの撮影前は球体だったんです。
それが時間が経つにつれ段々パクっと割れたんですよー(^ω^)

バアソブ

2005年8月21日 撮影 – 阿蘇外輪
背高のアキノノゲシの茎が好みのようで、しっかり巻きつけられてましたね

バアソブ

2005年8月21日 撮影 – 阿蘇外輪
草原縁にススキやアキノノゲシに絡みついていました。

バアソブ

2005年8月21日 撮影 – 阿蘇外輪
持っていた三角スケールで花を測ると、直径が1.5cmくらい・・・

バアソブ

2005年8月21日 撮影 – 阿蘇外輪
長さが2cmくらいとかなり小さいバアソブの花でした

【撮影カメラ】Canon EOS 20D
【環境省】絶滅危惧II類 (Vulnerable, VU)