フデリンドウ(2014)

フデリンドウ(筆竜胆)
リンドウ科 リンドウ属
学名:Gentiana zollingeri Fawcett

春のリンドウは、九州ではハルリンドウとフデリンドウの2種がよく見られますが、ハルリンドウは根元に根生葉(お皿みたいな葉っぱ)があるけれど、フデリンドウは根生葉がないので識別の目安となります。
また、ハルリンドウは湿地帯など湿った土壌で日当たりの良い場所に多いけれど、フデリンドウは林内で湿性~やや乾いた場所で、日当たりの良い場所や、たまに木漏れ日が射すくらいの場所だったり、草地だったりに咲いてたりします。

和名の由来:竜胆すべてですが、竜の胆のように苦いことから竜胆(リンドウ)と名付けられており、本種は花の閉じた状態が、筆の穂先に似ていることから筆竜胆(フデリンドウ)と名付けられる。

フデリンドウ

2014年4月26日 撮影 – 福智山
フデリンドウの花が見たくてお昼前後にこのルートを歩くように設定していたら、ちゃんと見れました♪

フデリンドウ

2014年4月26日 撮影 – 福智山
小指の先くらいの小さな小さなフデリンドウの一群・・・小さいながらも精一杯花弁を広げていました♪

フデリンドウ

2014年4月26日 撮影 – 福智山
フデリンドウは多少日影になっても閉じることなく咲いています

フデリンドウ

2014年4月26日 撮影 – 福智山
今日は暑かったからなぁ・・・ひとり日傘をさしてるフデリンドウが(笑)
ちなみに、根元の葉はタチツボスミレの花後の葉っぱだけになったのです・・地上茎伸ばしてますねー。

【撮影カメラ】PENTAX K-30