イヌセンブリ

イヌセンブリ(犬千振)
リンドウ科 センブリ属
学名:Swertia tosaensis Makino

山地や平野部などの湿地・ため池・土手などに生える一年草。

和名の由来は、センブリに似るが苦味が少なく薬効もないので名前にイヌが付けられた。
昔は役に立たないものは頭にイヌがつく名前になったようですね。。。何故、イヌ( ̄□ ̄|||
ちなみに、当薬のセンブリの名前の由来は、千回振り出しても(煎じても、まだ苦味が残っているということ千振(センブリ)と名がつけられた。
よくテレビの罰ゲームでセンブリ茶を飲むシーンがありますが、相当苦いんでしょうねぇ(;・∀・)


イヌセンブリ

2005年10月22日 撮影
花はちょっと毛むくじゃらな感じ

イヌセンブリ

2005年10月22日 撮影
背丈は30センチ超えてましたが、周囲の環境に合わせて背高になった感じでした

イヌセンブリ

2005年10月22日 撮影
1年草なので、多年草のように来年も同じ場所で見れるとは限らない

【撮影カメラ】Canon EOS 20D

【福岡県レッドデータブック】絶滅危惧IB類(Endangered, EN) – IA類ほどではないが、近い将来における野生での絶滅の危険性が高いもの
種の概要:山地、山麓、平野部などの湿地、ため池、土手などに稀な一年草であるが、池の改修工事や生育地周辺の開発工事、湿地の乾燥化などによって減少する一方である。