ツクバネソウ(衝羽根草)
ユリ科 ツクバネソウ属
学名:Paris tetraphylla A. Gray
山地の林内や、稜線上の岩の上などに生えるユリ科の多年草。
花には内花被片(花弁)はなく、4枚の緑色の幅広い外花被片(萼片)のみが特徴のツクバネソウです。
初見は、11年前のくじゅうのかくし水付近で、最初は花弁が落ちたものだと思っていたのですが、帰宅後調べるとそれが正常は花姿と知り驚いたものです。 その後、くじゅう以外では、祖母傾山の縦走路沿いで見たりしていたのですが、今年は遠征した大山でも見ることができたんです♪
ただ、違ってたのが、雌蕊の葯が黄色・・・くじゅうで見るのはほぼ赤茶色だったので、ちょっと違和感があるなぁと思ったらソコが違ってました。
和名の由来は、茎の先端に4枚の葉が輪生し、花後に黒い実がつく様子が衝羽根(羽根つきの羽根)に見立てたところから、衝羽根草(ツクバネソウ)と名付けられる。
実のなる時期に、意外にツクバネソウの場所を行かないから見ていない気がします。
【撮影カメラ】PENTAX K-30
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