オキナグサ(2011)

オキナグサ(翁草)
キンポウゲ科 オキナグサ属
学名:Pulsatilla cernua (Thunb.) Spreng.

日当たりのよい草地や礫地に生える多年草。

和名の由来:花後に白くて光沢がある長い毛のある果実ができ、その姿を老人の銀髪にみたてたことから、翁草(オキナグサ)と名付けられた。


オキナグサ

2011年4月17日 撮影
かなり小さな株でしたが、花を2厘つけていることから5年以上?

オキナグサ

2011年4月17日 撮影
朝から快晴で本当にオキナグサ日和でした♪

オキナグサ

2011年4月17日 撮影
野焼きをしない草原地帯なので、前年の枯れた葉が残っている状態でした。

オキナグサ

2011年4月17日 撮影
ポツンと1本立ちはかなり目立っていますね!

これまで野焼きをしている草原でしか見たことなかったのだけど、今年のオキナグサはちょっと違ってて、これまた生育環境が違うとこうなんだ!と気づいたのでした。
ただ、草原地でも、ここは草刈りを行っている場所なので、オキナグサの環境が保てているようです。
草刈りされなくなると消滅するのかもしれませんね。

【撮影カメラ】PENTAX K20D


【福岡県レッドデータブック】絶滅危惧IB類(Endangered, EN) – IA類ほどではないが、近い将来における野生での絶滅の危険性が高いもの
種の概要:日当たりの良い草原に生える多年草。二次草原や山地稜線草地などに生育する。園芸用の乱獲や草原の遷移のため、個体数が減少している場所が多い。