ノビネチドリ

ノビネチドリ(延根千鳥)
ラン科 テガタチドリ属
学名:Gymnadenia camtschatica

山地の湿り気のある草地などに生える多年草。
大山でノビネチドリを見つけた場所は、一見乾いているような場所でしたが、ここ数日大陸からの熱波の影響で乾いていたから、大山は水気はたっぷり保持している山なのかもしれませんね。 平尾台でも、なんでもない草原の中に湿地に咲くランが咲いてますし。。
ただ、まだ下部の花が開き始めたばかりだったので、きれいに立ち上がった姿ではなかったのが残念。
もっと近ければ、再訪して見てみたい花ですが、また機会あれば逢わせてくれるだろうと。。。

和名の由来は、同属の手形千鳥(テガタチドリ)の根は掌状になるのに対し、本種の根は掌状にならずに延びることから、延根千鳥(ノビネチドリ)と名付けられる。


ノビネチドリ

2014年6月1日 撮影 – 大山
花が千鳥系の花だから、ランであろうと
調べるとノビネチドリでした( • ̀ω•́ )✧

ノビネチドリ

2014年6月1日 撮影 – 大山
まだ、下の方が咲き始めだったのか、まだ穂が立ち上がっていないのか?
狭い中だったから、陽に向けて傾いているのか?

ノビネチドリ

2014年6月1日 撮影 – 大山
真っ直ぐ咲くのかなぁ?とこの株だけに目が向いて撮影してたんだけど、ふと目線はもう少し下にやると・・・

ノビネチドリ

2014年6月1日 撮影 – 大山
もう一株小さなノビネチドリが出ていました( • ̀ω•́ )✧

偶然出逢ったノビネチドリ・・・
でも、ここ大山では、このノビネチドリの個体数が年々減少傾向にあるのだとか・・・
この日、トラブルがあったことのご褒美だったのかもしれません。
いつまでも、残っててくれますように!

【撮影カメラ】PENTAX K-30