キツリフネ

キツリフネ(黄釣舟)
ツリフネソウ科 ツリフネソウ属
学名:Impatiens noli-tangere

山地のやや湿った場所に生える一年草。
キツリフネは、他のツリフネソウと違い、距の先端が巻かないことや、葉が無毛で先が鋭くとがることがありますが、花色が黄色をしているだけで、その識別は問題ない花ですね。

和名の由来は、釣舟草(ツリフネソウ)に似て、花が黄色をしているから、黄釣舟(キツリフネ)と名が付く。
釣舟草の由来は、ぶら下がって咲く花姿が帆掛舟を釣り下げているように見えるからとか、または、生け花に使う花器の釣舟に似ていることが名前の由来と考えられている。
年配女性の方の話によると、昔この花を指にはめて遊んでいたとか?
こどもの頃のおしゃれ的なものですかねぇ?

キツリフネ

2005年8月28日 撮影 – くじゅう
ツリフネの中では黄花のキツリフネ。

キツリフネ

2005年8月28日 撮影 – くじゅう
キツリフネの特徴である、距の後ろは巻かずにだらんと垂れていますね

キツリフネ

2005年8月28日 撮影 – くじゅう
よくハガクレツリフネと混ざってたりしますが、この場所はキツリフネのみの群落を形成していました。

【撮影カメラ】Canon EOS 20D