イヨフウロ

イヨフウロ(伊予風露)
フウロソウ科 フウロソウ属
学名:Geranium shikokianum
別名:シコクフウロ(四国風露)

山地の日当たりのよい草地に生える多年草。
ソハヤキ要素の植物のひとつ。

和名の由来は、伊予の国(現在の愛媛県)で多く見られることから、伊予風露(イヨフウロ)と名付けられる。

イヨフウロ

2013年8月18日 撮影 – くじゅう
夏の朝駆けあとは、夜露朝露をたっぷり含んでて、草地を歩くとびしょ濡れになりますが、そんな場所にイヨフウロがたくさん咲いていました。

イヨフウロ

2013年8月18日 撮影 – くじゅう
お盆過ぎるとくじゅうは晩夏…朝は結構冷え込みますが、そんな中でイヨフウロは花開いているようです♪

イヨフウロ

2013年8月18日 撮影 – くじゅう
早朝開くのか、まだまだ雄蕊に葯がいっぱいです♪

イヨフウロ

2013年8月18日 撮影 – くじゅう
朝陽に透ける花弁もきれいでした♪
当然、足元はびしょ濡れでした(;´Д`)

【撮影カメラ】PENTAX K-30

ソハヤキとは漢字で『襲速紀』と書きます。
・ソ:の国(そのくに)⇒九州山地
・ハヤ:吸瀬戸(はやすいせと)⇒四国山地
・キ:伊の国(きいのくに)⇒紀伊山地
の頭文字をとったもの。
ここを中心とする地域で見られる日本固有種の植物がソハヤキ要素の植物で、このイヨフウロもそれにあたります。